かつての日本は高度成長経済の中にあって「一億総中流」などという言葉が盛んに使われたが、今や昔。昨今は格差社会が当たり前で、豊かな老後を楽しむ人々がいる一方、リタイア後を不安に思う人も少なくない。また日本の家計貯蓄率もどんどん下がり、貯蓄の食いつぶしが始まるとも言われている。
現在の生活の中に不安がある。そして十年先の自分にも不安がある。少子高齢化の日本に生きていると、そういう心境に陥りがちになるのだが、そこに答えを出す方法は、ある意味、ひとつしかない。「今をどう生きるか」ということだ。
不安な気持ちがある時、人は一歩先へ踏み出すことができない。とくに日本人は謙虚なだけに、「私は欠点だらけだ。もっとこう生きなければ」などと理想を追い、これが逆にストレスになって身動きが取れない場合が多い。理想を持つこと自体は決して悪くはない。しかし「ねばならない」という思い込みは、思ったようにできない自分を浮き彫りにし、よりストレスを生みだす結果となる。「気」の流れがどんどん悪くなり、のびのびとした自由な発想の芽を潰してしまう。
大切なのは自分を素直に受け入れ、「今の自分」を好きになること。世界でもっとも自分を大切に思い、支え続けているのは、他でもない自分自身だ。自分を応援するという気持ちが、あらゆるストレスへの処方箋となり、人生に元気とやる気をもたらしてくれる。
このとき、私たちの背骨となる思想がある。最近、テレビ番組などでも度々取り上げられ、改めて注目を浴びている『老子』『荘子』のタオイズム思想、そして約二千五百年前に書かれた『老子道徳経』である。タオイズムでは天地自然、動物、人間、すべてのものが「道」という真理の流れに沿って動くものと考える。ところが人は物欲や愛欲、名誉欲などの「我執」に囚われてストレスに苦しみ、「道」に反した生き方をしている。「我執」を放すことができれば、本来の「自分」が自然と現れ、「道」に沿った人生をゆったりとまっすぐに歩いていけるのだ。
老子は『道は用いて初めて価値が生じる』と語っている。タオイズムを机上で学んでも価値はない。怖れずに一歩踏み出し、自らの力で生き方を変えていく。まさに「実践哲学」なのである。
この「実践哲学」の学びを体系化したのが道家〈道〉学院の早島天來初代学長である。現在、道家〈道〉学院は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という、3つの「気のトレーニング」を日本で唯一、指導する学校だ。
基本となる「気の導引術」は古代中国から伝わり、長い歴史の中で育まれてきた究極の「気」の健康法である。呼吸とともにからだをゆっくりと動かすことでツボが刺激され、「気」が全身をめぐっていく。習ったその日から実践できる自然な動きだが、続けるほど心身のストレスが洗い流され、我執に囚われない自分へと変わっていく。一度身につければ、まさに一生の宝になるはずだ。
また二人一組で決まった技を掛け合う「道家 動功術」は老若男女、さまざまな人と組むことで、相手の気の流れを感じ、心の壁がなくなっていく。そして「洗心術」では、老子の思想を学び、こだわりや我執を放していく。
3つの「気のトレーニング」を通してストレスの根本である我執を放し、「道」とともに生きよう。私達は決して不幸になりたくて、人生を生きているわけではない。同じ一日なら明るく、強く、前向きに。希望あふれる人生を選びたい。
気のトレーニングで弱い自分を変えることができました
昔の私は言いたいことをはっきり言えない気の弱い人間でした。
うぬぼれが強いくせに、すぐ自己嫌悪に陥り、肝心なところでいつも失敗して後悔ばかり。毎日がストレスでいっぱいです。
このままの気の弱い人間ではダメだと悩んでいたとき、早島天來学長の本に出会い、道家<道>学院に入りました。
そこから「気のトレーニング」を始めたのですが、人生が劇的に変わったのです。
仕事ではチャンスに恵まれ、上司にほめられることが増えました。
失敗しても受け止め方が変わり、落ち込んでイライラすることもありません。
結婚して子供も生まれ、たくさんのご縁に囲まれて、私は今、とても幸せです。
(名古屋市・男性 M・Oさん)
老子の生き方を実践しています。~受講生の声~
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道家道学院についてもっと知りたい方は、個別説明会をご予約ください。
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