「老化」というのは、イヤな言葉である。これといって病気ではないが、どうもからだのキレが悪い。疲れが残る。元気がでない。階段の昇り降りがきつい。すぐもの忘れをする。若い頃はスポーツをしていたが、最近はめっきり運動不足で、腰痛などの悩みが出てくる。認めたくはないが、加齢による「老化」が我々を襲ってくるのである。
本来、野生の動物というのは天寿を全うするまでからだを動かし、はつらつとした日々を送る。人間も動物たちと同様、この地球に生きる生物なのだから、死ぬまで心身共に元気でいるのが本来の姿である。しかし現実を見ると、気力が失せて愚痴が増えたり、病院通いが日常になっている人が少なくない。その原因は「気」の滞りと衰えにある。
元気、活気、人気など、日本語にはさまざまな「気」の言葉があふれている。古くから「気」の概念は日本人の思想に深く根を張っているが、そもそも「気」の元来の意味は、ものの存在のエネルギーである。
この考え方を裏付けしているのが古代中国の思想家・老子である。
その著書『老子道徳経』では、宇宙の絶対的な法則である「道」(タオ)を語り、「無為自然」の思想を展開する。「道」の前では、ちっぽけな人間の私利私欲は入り込む余地がない。欲や見栄などに振り回されるのではなく、我執を放し、あるがままに生きれば、「気」が全身をまわり、人生はもっと楽しく、豊かになると考えるのが老子であり、道家(※)の人々なのである。
「気」の力はパワフルであるほど、心身ともに幸福であり、幸運を呼び寄せる。それはわかっていても「気」をトレーニングする方法などないと思っている人が少なくない。しかしこれは大きな間違いである。道家の人たちは「性命双修」(心とからだをともに磨く意味)という考え方で、導引術という「気のトレーニング」をはるか昔から実践している。ツボと呼吸を組み合わせた動きを通して気のパワーを高め、血液やリンパのめぐりをよくする、いわば「気の健康術」だ。
これを現代人にもわかりやすい形で体系化したのは道家<道>学院の早島天來初代学長である。現在、同校は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という、3つの「気のトレーニング」を日本で唯一、指導する学校だ。
道家<道>学院で指導する「気の導引術」は呼吸とともにゆったりとからだを動かし、ツボに適度な刺激を与えながら、「気」を最大限に活性化する。特別な修行は必要なく、習ったその日から誰でも実践できる自然な動きなので、すぐに変化を実感する人も多い。一度身につければ、まさに一生の宝である。
2つ目のトレーニングである「道家 動功術」は、二人一組で決まった技を掛け合いながら自然な動きを身につける健康武術だ。自分では動かしにくい部分に刺激を与えて「気」の流れを起こし、他人と組むことで心の壁がなくなっていく。
3つ目の「洗心術」では、心の悩みを相談しながら、対話を通して老子の実践哲学を学び、その過程で子どものようにおおらかな心を取り戻していく。
「気のトレーニング」を実践すると心身の感覚がまったく変わり、全身に「気」がめぐっているのを感じるはずだ。ぜひ道家<道>学院で健康なからだと心をつくろう。思い立ったその日が、あなたの入学日だ。
※道家とは、老子の哲学世界を探求し、その思想を日常生活の中で実践する人たちの総称
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