毎日、少しずつ暑さが強まり、からだのあちこちに変調がでてくる季節です。
クーラーが原因で、からだが芯から冷え切ってしまう女性が少なくありません。
また冷たいものを飲んで胃腸を冷やしがちな時期。
その結果、リンパの流れが悪くなり、からだのむくみ、便秘、肩懲りなど、さまざまな不調が現れてくるのです。
どうも最近、調子が悪い。
朝から元気がでない。
気持ちもからだも上手くまわっていかない。
そんな最悪な状態に悩んでいる人は、ぜひ「気」の存在に気づいて欲しいと思います。
どんな人でも、体調がすぐれなければ「元気」がでません。
この「元気」とは「元の気を損なわないでいる」状態のこと。
つまり人が本来、生まれながらに持っている「気」の流れを活性化して、疲労物質である「邪気」を溜めない状況を言うのです。
今から2千年以上前、古代中国の思想家・老子は「気」のエネルギーについて探求し、水にも樹木にも動物にも、そして人間にも「気」が満ちていると考えました。
この世には、人智では量れない自然の法則「道」TAOがあり、あらゆる生物はその流れに沿って生きています。
こだわりを捨て、無為自然の心で生きれば「道」TAOのもと、「気」のパワーが体内に満ち、健康で幸運は人生を送ることができると老子は考えたのです。
一般的にあまり知られていませんが「気」はトレーニングによって活性化できます。
ツボ刺激と呼吸法を組み合わせてた「気」の健康術で心地よく汗をかき、血液とリンパの流れをよくして心身を整えます。
古代中国より伝わる「気」の健康術を現代人にわかりやすく体系化したのは道家<道>学院の早島天來初代学長で、現在、同校は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という3つの「気のトレーニング」を日本で唯一指導する学校です。
「気の導引術」は呼吸とともにゆったりとからだを動かし、ツボに適度な刺激を与えながら「気」を最大限に活性化。
「道家 動功術」は、2人1組で決まった技を掛け合いながら自然は動きを身につける健康武術です。
「洗心術」は心の悩みを相談しながら対話を行い、老子の実践哲学を本格的に学ぶコース。
この3つを実践することで「気」が活性化し、めぐりのよい、健やかなからだを自分のものにすることができるのです。
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