あなたにとっての「幸福」とは、いったいなんだろうか。人はどんな状態になれば、「幸福」を実感できるのだろうか。
現代の日本は、経済を見ても、社会を振り返っても、不安をあおる情報ばかりがゆきかっている。そして、あふれるほどの物質に囲まれながら、誰もが望む「幸福」や「安定」はなかなか見つからない。
こんな時代だからこそ、「幸福」ということをシンプルに考えてみよう。人によって幸せのとらえ方は千差万別だが、共通した基本がある。それは「健康な心とからだで、楽しく生きること」だ。財産があっても不健康では苦しい。立派なからだを持っていても、暗い気持ちで毎日を送っていては、生きている甲斐がない。
「健康で楽しく生きること」は人間としての生き方の原点であり、これを数千年前から追求しつづけてきたのが古代中国の思想家、老子だ。
老子の思想の根本には「無為自然」という考え方がある。これは、ぶらぶら適当に生きるということではなく、「天地自然に沿って生きる」ということだ。古代中国の人たちは、天地自然の中に貫徹している法則を見て、これをタオ=道と捉え、その大きな原則にそって生きることを目指した。この老子の思想に共鳴し、日々の生活の中で実践する人たちを※「道家」と呼ぶ。
道家の人たちが大切にしている老子の教えに「性命双修」があり、これは心とからだをともに修めよう、というものだ。心とからだは常に一体で、きりはなすことはできない。心の不調はからだで治し、からだの不調は心で変えていく。そして道家には、ただ人生を無為に過ごす老人は一人もいない。心身を活性化する行法があり、たった一度の人生をもっとも豊かに生きるための人生観がある。
これら道家の行法は現代の日本に暮らす私たちも学ぶことができる。
老子の哲学を非常にわかりやすい形で体系化したのは、道家<道>学院の早島天來初代学長である。現在、<道>学院は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という、3つの「気のトレーニング」を日本で唯一、指導する学校だ。
基本となる「気の導引術」は、約五千年前の古代中国に生まれた導引術を基礎としている。野生動物には「気」の滞りがなく、寿命が来る日まで、毎日元気にからだを動かしている。そんな動物の動きを取り入れ、長い年月にわたり道家の人々がみずからのからだを通じて行った研究の積み重ねが導引なのである。
この導引を現代人のからだに合わせて、習得しやすい形に整えたのが、道家<道>学院で指導する「気の導引術」だ。呼吸とともに、からだをさまざまに動かすことで体内の邪気を払い、新鮮な「気」を取り入れ、自然治癒力をぐっと高めることができる。一度身につければ、まさに一生の宝になるはずだ。
2つ目のトレーニングである「道家 動功術」は、二人一組で決まった技を掛け合いながら自然の動きを身につける健康武術だ。普段は動かすことのない部分に刺激を与えて「気」の流れを起こし、さまざまな人と組むことでコミュニケーション上手になれる。
3つ目のトレーニングである「洗心術」では、対話を通して我執を放し、子どものようにおおらかな自分を取り戻していく。悩みをすっきりと打ち明けられるので、頭の切り替えができ、誰もが一歩先へと踏み出すことができる。
人生はかけがえのないものだ。道家<道>学院での学びを通して、健康なからだと心をつくり、毎日、やりたいことを思い切りやれる自分になろう。思い立ったその日があなたの入学日だ。
※道家とは、老子の哲学世界を探求し、その思想を日常生活の中で実践する人たちの総称
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