先行きの見えない激動の時代だからこそ、人生の羅針盤として頼られ、存在感を増していく中国春秋戦国時代の偉人、老子。その思想をまとめた『老子道徳経』は、現代でも世界中の人に愛読されている名著である。
その根本にある考え方は、人も自然の一部であり、宇宙の絶対法則である「道(タオ)」のもとに生かされているということ。
からだを健やかに整え、心のわだかまりをとることで、人は「道(タオ)」に寄り添って生きることができ、誰もが生まれながらに持っている「気」を最大限にパワーアップできる。
明るく、楽しく、心身ともに幸運で健やかな生き方が、自然と実践できるようになるのだ。
したがって「気」のめぐりをよくすることは、人生に大きな影響を与える。
ところが多くの人は「気」の流れをよくする方法を知らず、「『気』のトレーニングなどできるわけがない」と思っているがこれは大きな間違いだ。
老子の哲学に共鳴し、道家(※)の生き方を実践する人たちは「性命双修」(心とからだをともに磨く意味)という考え方で、「気のトレーニング」を実践している。
※道家とは、老子の哲学世界を探求し、その思想を日常生活の中で実践する人たちの総称
からだを正しく動かし、歪みや気の滞りを取ることで、人は日々、小さな悟りを得ることができる。
気づかないうちに腰が重くなっていた、便秘気味だ、手がしびれているなど、からだの不調を自覚し、その部分を治していくことで気の流れが改善。
「毎日を健康で楽しく生きる」という老子・タオイズムの哲学の原点を、からだを通して実践するのだ。
同時に心の中に日々、溜まっている欲、ねたみや嫉妬心などの我執も放していくことが重要だ。現代人をむしばむストレスから心身を解き放ち、「気のパワー」をのびのびと育てることができる。
このように道家の人々が日常的に行っている老子の実践哲学を、現代の日本人がどう取り組むのか。
その答えをわかりやすい形で体系化したのは道家<道>学院の早島天來初代学長である。
現在、道家<道>学院は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という、3つの「気のトレーニング」を日本で唯一、指導する学校だ。
道家<道>学院で指導する「気の導引術」の原型は、古代中国の人々が野生動物の動きにヒントを得て、5千年以上前から行ってきた健康術である。全身を流れる「気」の道筋を踏まえた上で、呼吸とともにゆったりとからだを動かし、ツボに適度な刺激を与えるので、内臓の働きにもよい影響がある。
また血液やリンパの流れを活性化し、「気」のパワーをどんどん高めてくれるのだ。
習ったその日から、自分ひとりで実践できる自然な動きで、続けるたびに心身に溜まった邪気が抜けていくのを実感できる。
「体が軽くなり、動作にキレが出てきた」「頭の回転が速くなる」と実感する人も多い。一度身につければ、まさに一生の宝である。
2つ目のトレーニングである「道家 動功術」は、二人一組で決まった技を掛け合いながら自然な動きを身につける健康武術だ。普段は動かすことのない部分に刺激を与えて「気」の流れを起こし、さまざまな人と組むことで心の壁がなくなっていく。一度体験するだけで清々しい気持ちよさがからだに満ち、心がスッと開いてコミュニケーション上手になれる。
3つ目の「洗心術」では、心の悩みを話しながら、対話を通して老子の実践哲学を学び、その過程で子どものようにおおらかな心を取り戻していく。
一度でも体験すると「気のトレーニング」は本当に気持ちがいい、と必ず実感できる。ぜひ道家<道>学院での学びを通して、健康なからだと心をつくろう。
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