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老子・タオイズムの無為自然の生き方を学び、健康で幸福な人生をつかむ 一流の人生の歩き方


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一流の人生の歩き方 その8

気力を費やしてしまう夏だからこそ始めたい

「どうも体のキレが悪い」、「気力が落ちてきた」、「疲れが翌日まで残る」、「持続する根性がなくなってきた」など、さまざまな悩みを抱える中高年が増えている。仕事や家庭が忙しく、腰痛や肩凝りも辛いと思いながら、なにもできないでいる。

まして暑い夏のさなか、そんな生活が続くと、からだはバランスを崩しやすくなる。食欲も出にくい上、ビタミン剤などを使っても、なかなか即効性はない。

しかし私たちは本来、健康で健やかなからだを求めている。ストレスに負けない、力強い自分でいたい。そう願った時、昔から日本人の中で重要視されてきた「気」と「道」という、切っても切れない2つの存在が、私たちの心身をグッと変革してくれるのだ。

「気」とは万物生成のエネルギーであり、人体はもちろん、水、空気、樹木、路傍の石にも流れている。「気力」「元気」など、言葉の中にも古くから使われるほど、私たちの暮らしに浸透する、まさに生命エネルギーそのものと言っていい。

そして「道」とは、古代中国の思想家・老子がその著書『老子道徳経』で語る宇宙の絶対法則である。人も自然の一部であり、宇宙の絶対法則である「道」のもとに生かされている。からだを健やかに整え、欲望や我執(がしゅう)をとることで、人は「道」に寄り添って生きることができ、誰もが生まれながらに持っている「気」を最大限にパワーアップできる。

この2つの存在に寄り添うことで、私たちは健康で明るく、楽しく、寿命のつきるその日まで、元気いっぱいに生きて人生を満喫できるのだ。

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一度でも体験すると瞬時に驚く変化がある

このように健康と「気」は深い関係があり、また日本人は古くから「運気が良い、悪い」など、「気」の流れの良し悪しに心を配ってきた。しかし自ら積極的に「気」の流れを整えて幸運を呼び寄せる方法などあるわけがないと思っている現代人が多い。しかし、これは大きな間違いなのである。

老子の哲学に共鳴し、道家(※)の生き方を実践する人たちは「性命双修」(心とからだをともに磨く意味)という考え方で、導引術という「気のトレーニング」をはるか昔から実践している。ツボと呼吸を組み合わせた動きを通して、からだをあるがままの自然の状態に保つ、いわば「気の健康術」だ。

この方法を現代人にもわかりやすい形で体系化したのは道家<道>学院の早島天來初代学長である。現在、同校は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という、3つの「気のトレーニング」を日本で唯一、指導する学校だ。

道家<道>学院で指導する「気の導引術」は呼吸とともにゆったりとからだを動かし、ツボに適度な刺激を与えながら、全身に「気」を巡らせて血液やリンパの流れも大いに活性化する。習ったその日から実践できる自然な動きなので「朝の目覚めがいい」「頭の回転が速くなる」と実感する人も多い。一度身につければ、まさに一生の宝である。

2つ目のトレーニングである「道家 動功術」は、二人一組で決まった技を掛け合いながら自然な動きを身につける健康武術だ。普段は動かすことのない部分に刺激を与えて「気」の流れを起こし、他人と組むことで心の壁がなくなっていく。

3つ目の「洗心術」では、心の悩みを話しながら、対話を通して老子の実践哲学を学び、その過程で子どものようにおおらかな心を取り戻していく。

気のトレーニング」を一度でも実践すると、これまでにないほど心地よく、全身にのびのびと気がまわっていくのを感じるはずだ。ぜひ道家<道>学院で健康なからだと心をつくり一生の宝にしよう。思い立ったその日が、あなたの入学日だ。

※道家とは、老子の哲学世界を探求し、その思想を日常生活の中で実践する人たちの総称

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