普段、年齢のことは考えたことがないが、いつの間にか50代、そして60代になり、からだも心も若い頃とは違う自分がいることに気がつく。
夜遅くまで起きていられない。体力がついていかない。階段がつらい。腰が痛くて、重い荷物を持つのがおっくうだ。そんなからだの変化に加えて、物忘れも気になるし、記憶力の劣化もかなりのものだ。そして一番問題なのは自分の中の「気力」である。「あれをやろう」「次はこうしたい」などのはつらつとした心のエネルギーは、いったいどこにいってしまったのだろうか。
今や日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えた。誰にとっても、死ぬまで元気で長生きがなによりの希望である。そのためには自助努力が大切だということもよくわかる。
その一方、自分の暮らしのクセもわかってきた年齢だ。急にからだを動かしても、無理なことは続かない。スポーツが苦手なタイプなら、なおさらだろう。結局は、なんだか楽しくて、いつの間にか続けてしまった、これがないと気分が悪い、やっていればスッキリする――そんな心境になったものだけが継続できるのだ。そして「気」のめぐりがよくなって自分を変える力になり、自分がよりよく変われば、家族や周囲の人との関係もスムーズになる。
からだが幸福なら、心のあり方もともに満たされるのは、まさに人生の道理であり、この考えは2000年以上前、古代中国の思想家・老子が「無為自然」という言葉で表現している。著書『老子道徳経』で、老子は宇宙の大法則である「道」(タオ)の存在を証し、あるがままの「無為自然」的生き方の豊かさを語る。「道」に従えば誰もが「気」をめぐらせ、本来の自分として幸運に生きられるのだ。
日本では多くの人が「気」の存在を知り、「気」のめぐりをよくしたいと思っているが、実践法がわからない。そこで知って欲しいのが導引術の存在である。
古来、老子思想を生活の中で実践する「道家※」と呼ばれる人たちは、ツボ刺激と呼吸法を組み合わせた「気」の健康術を行ってきた。血液とリンパの流れをよくして、体内の邪気を放出。健康長寿を目指すのである。
この「気」の健康術を現代人にもわかりやすい形で体系化したのは道家<道>学院の早島天來初代学長である。現在、同校は「気の導引術」「道家 動功術」「洗心術」という、3つの「気のトレーニング」を日本で唯一、指導する学校だ。
道家<道>学院で指導する「気の導引術」は呼吸とともにゆったりとからだを動かし、ツボに適度な刺激を与えながら、「気」を最大限に活性化する。習った日から老若男女、誰でも実践できる自然な動きなので、すぐに心身の変化を実感する人が多い。
2つ目の「道家 動功術」は、二人一組で決まった技を掛け合いながら自然な動きを身につける健康武術だ。日常動作では動かしにくい関節などに快い刺激を与えて「気」の流れを起こし、他人と組むことで心の壁がなくなっていく。
3つ目の「洗心術」は心の悩みを相談しながら対話を通して老子の実践哲学を学ぶ。
以上3つの「気のトレーニング」に取り組むと血流やリンパの流れがスムーズになり、心の悩みがすっきりと取れ、全身に「気」がめぐっていく。これらはまさに「一生の宝」だ。
無為自然に生きる人生こそ、幸運の源である。あなたもぜひ道家<道>学院で学ぼう。思い立った「今」が最高の入学日だ。
※老子の哲学を探求し、その思想を日常生活の中で実践する人達のこと
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